最中

だめだあ……だいすきだあ
てろてろ。ぴるぴる。
かせかせ。みあみあ。

……なにかこのきもちにぴったりの音楽をかきとめたいと思ったのですけれど、もうさっぱりむりでした。ごめんなさい。

ああ、そうだったんじゃなあ、というかんじです。

どうして生きているのか? どうしてだったけえ……と思います、思いますけれど、かわいい赤ちゃんだったときにはわかっていたような気もするんですけれど、かわいくもない女の子になってしまった今では思い出せません。どうして生きていたっけえ……。どうして生きているっけえ。

「もともとそのつもりだったんでしょう」
もともと生きるつもりだったんでしょう? いや別に。ああでもそうじゃったっけなあ……? 生きるつもりで生き始めたのだったかしら? 思い出せない。

とりあえず今は思い出せないのですけれど、明日からのわたしは一味ちがいます。

ちゅーかこのしゅんかんからのわたしは一味ちがいます。食べられた。骨までも抜かれた。くそう、おいしかったかよお……(^o^)

食べてもらえてよかった。
食べてもらいたい。
佐野香さまに。