「あんた、

本当に今のままでいいのかい?」


誰かにそう言われて僕は目が覚めた。


2008年の元旦。


ついに年が明けた。


僕は一人単身東京に出て、

一人でビジネスを起業した。


しかしビジネスとは名ばかりで、

彼女のうちに転がり込み、悶々とした生活を過ごしていた。