‐ 瞳 -

作者凛華


      私の役目は引き立て役。


     いつもいつもみんなの目は、


 

   私じゃなく、あの子に向けられてて。





     ただ、私を見てほしかった。 


  

   そんな小さなことも、許されませんか?