ゆず

原稿用紙が見えてくるような作品
じっとりとねっとりと…
まさに梅雨時期のカビくさい香りまで漂ってきそうな、

そんな女性の本能。

一人の実直な青年との出会いから忘れていた「女」としての自分を思い出していく主人公。

まさに梅雨前の不安定な空に似てるのかも…そんなことを考えさせられました。

このあと、思いっきり雨が降ってくるのか…それとも相変わらずじとじとと降り続くのか…

非常に気になるところです。


昭和の文豪の短編を読ませていただいたような気分になりました!

そう書くと難しいようですが、ケータイ小説を意識されてなのでしょうか?
分かりやすい文字の「切り取り」が施されており、非常に読みやすかったです!

そのキーワードに注目して読んでいくのも面白いかと思います♪