真面目で優等生の立石祐二は、私立永福谷高校の入学式で、まだ中学生にしか見えない少年に出会った。
この少年との出会いが、自分の高校生活の全てを180度変えることになるとは知らずに…
少年は桜の花びらの舞う中、祐二にかけより、くりくりとした大きな瞳を向け言った。
「なあ、俺らのチームに入らねえ?」