桜が散る。

作者チィ

上野 桜-うえの さくら-は、


12歳の時に父親を失った。


それからは、母子家庭で育ってきた。


でも、その記憶は『ない』。


過去を思い出せなくて、


暗闇の中でもがく日々。


そんな桜の前に現れた、1人の転校生。


父親の死のショックで記憶を失っていた桜は、


少しずつ、『過去』を取り戻していく。


そして、よみがえった真実は―…