春野蝶子

あした
主人公が暮らすある街の風景が、鮮明に頭に浮かび上がりました。行った事も無いのに。
誰もが知っているであろう小物の細かい描写が、更に物語の世界へと引き込んでくれました。
ストーリーは、何気ない毎日にどこかでありそうな出来事が書かれていましたが、何だか心にジンとくるお話でした。