ボクラ・ブリキ

作者まめた



「感情がないの。からっぽなの。」



 ――でも涙だけがとめどなく



「感情がないのに」



 ――ここにあるのは負の想い



「どうせなら」



 ――どうせなら



 ――どうせなら



 ――ゼロにしよう。