俺はきっと、あのときに、たくさんの忘れものをしたんだね。
きみは、いつもなにかを忘れているね。
そして、きみはいつも次の日に、気が付いて、とりにくるんだ。
でも、もう、コレはとりにこないんだね。
きみは、忘れものに、気付いているのかな。
それとも、忘れているのかな。
でも、きっと、本当に忘れものをしたのは、俺の方だよね。
もう、2度ととりに帰ることは、できない忘れもの。