作品コメント
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- 茂
飲み込んだ涙の向こう
涙は、なぜ
飲み込まなければならなかったの?
かなしくて、つらいのに
お母さんが死んで
泣いてしまったほうが
楽だろうに
泣かれるのがつらかったから?
いつまでも
泣き続けちゃいけないから?
男の子だから?
くちびるかみ締めて
明日に向かわなくちゃならないから?
飲み込んだ涙の向こうに
いつか、きっと
笑顔が、来る! - opera
親子愛
母親が男の子を思う心
男の子が母を思う心
どちらも大切な気持ちを上手く童話の世界に溶け込まし話の場面も浮かぶようでした。
短編ながら優しさと幸福への希望を頂ける作品でした。 - 清野 遥
聞かせたい童話
この手の話を読むのは初めてですが、素直に読んでよかったなと思える作品でした。
子供に聞かせたい、いや実際に本としてあってもおかしくないなと感じました。
実は途中で終盤のくだりがわかってしまいましたが、表現の仕方、(ここからはかなりネタバレになるので注意して下さい)また個人的に、涙のほうがしょっぱいと主人公が言い放ったこの言葉が上手い! と感じました。
ぜひ一読してもらいたい作品です。 - 那津
優しくて強いお話
親が先に行ってしまうコトは誰にでも起こるコトで、とってもとっても想像しただけでも
辛くて、でも人が死んでしまうコトは誰にもどうにもできないコトで・・・
そんな悲しくてやりきれないテーマを
どこか、気を抜いてといいますか、肩肘はらずに
「童話」という形で読ませてくれてます。
優しさは強いんだとノエル(主人公)が全身で教えてくれます。 - 華月
優しい童話
訪れるであろう母の死
病気を治す魔法の薬
母を治す薬を求めて旅するノエルの物語
ファンタジックな始まりで、ハッピーエンドなラストを思い描きましたが
最後はとても深く
考えさせられる内容でした
切ないけど温かい作品です - 花
優しい
懐かしい絵本を読んだような気分です。
子供の頃にお母さんが読んで聞かせてくれたような。
文章がとても優しい言葉で綴られており、あるはずのない挿し絵さえ浮かんできました。
大人になれば余り読む機会のない絵本。
みなさんもぜひ読まれてくださいね。
おすすめです。