桜が舞う日まで

作者あい


「美希」



今日は卒業式。

お別れの日。

だけど、私達に別れなどない。


「柊くん」

「ずっと一緒だよ」






高校2年の岩原美希は、先輩の早崎柊人に恋をした。


でもそれは、『卒業するまでの恋』だった。


タイムリミットのせいで諦めかけていた美希の気持ち。

でも美希は、自分の気持ちを信じて、動き出す。



先輩だからって、卒業してしまうからって、諦めたくなんかない。

私は先輩が大好きだから。




高校生活、最後の恋。

離れてたってずっと一緒。


純粋な気持ちが作り出す、一つの恋の物語。