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私たちが持っていたもの


自由にならない有り余る時間


学校の授業時間


教室で「聞いた」


みんなと同じ


例えと答え


教室の中「並んだ」机とイス


立って座ること


列になって歩くこと


安全という柵の中で


私たちは息を殺して生きていた


不満を抱いて


でも言葉に出すことなく


受け入れて過ごす毎日に慣れ


当たり前の「子供の時間」を


生きていればいいだけだった。


ただ黙って


生きていればいいだけだった。