先生へ…届くはずのない片恋

作者可恋

中学校の3年間を振り返ると


必ず思い出すあの想い…


本当は分かっていた


あの人には手が届かないっていうことぐらい


でも…それでも手を伸ばさずにはいられなかった


それぐらい、幼い私にとっては「先生」が全てだったんだ…


先生には、ほんの少しの欠片さえ


届くはずなどなかった…



私の片恋