人の命がどうとか俺にとっては関係ない。
自分自身が生きるのに精一杯だというのに
他人を心配してる暇は無い。
知らない間に俺にかけられた呪いは解けないらしい。
なんとも難儀な話だ。
俺は諦めに近い感じで余命を楽しんでいた。
アイツに会うまでは・・・・・
― 一人の男と女の少し悲しげな物語―