君がいるから。

作者愛由

颯と唯の苦しく、切ない恋物語。

すれ違い、傷つけあいながらもお互いの闇を乗り越えていく。





「何やってんだ!?死ぬぞ!?」

「…誰??」


運命のような、

出会いを果たした颯と唯。


それぞれに心の闇を抱えた2人はお互いに惹かれあう。


助けあいながらも、苦しめあいながら、成長していく。


「―私を頼ってよ…っ!!」

「…ごめん」



お互いに想いあうことで相手を悲しませたり、苦しめたりしてしまう辛さ。


闇を乗り越えられない自身の弱さ。


ぶつかり、すれ違いながらもしっかりと、確実に前に進んでいく。



切なく、淡い恋物語。