~小さな夏の物語~

作者なー

旅行先で佳主馬が出会った無邪気な少年、木浪 怜衣。二人の出逢いにより"小さな夏の物語"は始まった…。

ラブマシーンの事件から2週間がたった頃、僕たちは夏休みの思い出作りに沖縄県に旅行に来ていた。


夏希「あっつ~い。やっぱ沖縄は暑いね健二くん」


彼女は篠原夏希。

あの事件直後告白されてからお兄さんにベッタリだ。


出発前に長野県の陣内家で会ってからずっとニヤニヤしてる。


健二「そ…そうですね先輩」


この人が小磯健二。

見た目通り理系草食系男子だ。

告白した時の勢いはどこにいったのか、夏希姉ちゃんの前ではずっと挙動不審だ。


表には出さないけど僕は結構お兄さんのことを気に入っている。


だからちょっと夏希姉が羨ましい…


 えっ?僕は誰だって?


僕は池沢佳主馬。

13歳の中学一年生。


小さくて中学一年生には見えない?

言わないでよ。気にしてるんだから…。(141㎝)


っとまぁ、全員紹介してたらきりがないからここまでにしとく。


さてと、せっかくだから僕も沖縄旅行を楽しもうかな