期間限定の彼

作者朱琉璃

桜舞う17歳の春。

君と出会い、キミと別れた。


粉雪舞う17歳の冬



また


君に出会い




熱い思いに恋い焦がれる。



好きだなんて言えなければ



大好きだって言えるはずもなく



色褪せる想い出はきっとあたしの宝物。



だけど出来る事なら



「ごめん、好きに…なっちゃ駄目なの…」




君とあたしとで




愛を作りたかった。