養護施設にいた過去のある実梅。
彼女は彼女自身の声で、幕末へとタイムスリップをしてしまう。
そこで出会った直之介と、温かい兄弟たち。
彼らとの関わりの中、失い、冷めかけていた感情を取り戻していく実梅。
だが、彼女に残された時間は、
たった二ヶ月だけだったのでした―。
『私はあなたを
いつまでも愛していました。
どうかそれだけは、忘れないでいて…』