『「愛とは何か」の物語』【完】

作者あかね

18歳の少女、茜は

自分の過去の過ちをリセットする方法を

知らなかった。


小学校の「いじめ」の加害者であることで

彼女は苦しみ、迷宮から抜け出せずに居る。

どうして?私が何もかも悪いの…?


加害者という名の“被害者”である茜は、

両親や周囲からの『愛』を失った。

そして遂に、彼女は自分自身を『愛する』ことを

忘れてしまったのだ…。

自傷行為を続けるしかない茜に、

手をさしのべ、『愛』を教えてくれたのは…?



このお話は、実話を元に作成したものです。

子供は、本当は親に愛して欲しい。そして彼らが大人になるとき、誰かを心から愛することが必要です。いじめや恋愛のトラウマなどを乗り越えて、誰よりも強く優しい一人の女性へと変わっていく少女、茜の物語を真剣に読んで欲しいと思います。そこから少しでも共感して頂けることがあれば、幸いです。