心にぐっとくる一味違ったホラー小説
ビルの管理人と称する謎の男。

その男は自分の過去を語る事によって、そこへ訪れた自殺希望者達を死から遠ざけていきます。

確かにホラーなことに違いありませんが、なんていうか心にくるものがありました。

男の淡々とした語り口調が絶妙で、またテンポがすごくいいのであっという間に読めてしまいます。

ホラー小説とはいっても一味も二味も違う素晴らしい作品です。

久しぶりにハマってしまいました。