君への想い

作者七瀬

 恋の意味を、あたしにはまったくわかってなかった。




          ―白川美沙―


     「だって一緒にいて楽しいのは・・・」



          ―金森疾風―


         「ちゃんと振ってよ」



           ―先輩―


         「どうしたの?」





 恋がどんなに苦しいモノかを知らなかった―・・・。




    美沙と疾風との間に交差する想い・・・。



    美沙はある大切なことを思い出す。