内気で真面目な優等生だった幼少期。
不登校を経験し、自傷行為を覚えた中学生。
母に頭を抱えた高校生。
“ちゃんとすること”ができなくなった大学生。
好きだったことが自分を追い詰めた専門学生。
いつだって、嫌悪感は自分に向いていた。
私が弱いから、根性なしだから、ちゃんとできないのだ。
自分が、嫌いだ。
夜の街に呑み込まれて我を失い、何者でもなかった自分。
たくさんの回り道をして、それでも幸せに向かっていると信じたい。
消えたいと何度も思うのに、未来への淡い期待は、まだ私をこの世に執着させている。
これは、私が死ぬまで、完結しない物語だ。
エッセイ
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