バレンタインになったばかりの深夜。急に清彰から「八坂神社の敷地内でものすごい泣き声が聞こえるから、行って泣き止ませてきてくれ」と依頼を受けた道満は、渋々指定された場所に向かう。そこで見つけたのは、涙を流す一人の少女だった。
※前に投稿した「亡霊たちの願いの先は ~蘆屋あやかし現代譚~」(https://maho.jp/works/15591074771454069728)に出てくる、蘆屋道満と安倍清彰のバレンタインネタのショートストーリーです。書きたかったものを書いた。
※上の作品を読んでなくても一応読めるとは思いますが、少しだけ内容を踏まえています。