「大丈夫あなたは何もしなくていい」
幼い頃から大切に育てられてきたお嬢様
彼女を愛する人はみな異常な愛の持ち主
「どうして勝手に行動するんだ」
愛されているはずなのに何故かいつも彼女は小さな鳥籠に入れられてるようなそんな気持ちだった
「どうして私だけ……」
表向きは過保護に愛されて育てられたお嬢様
だけど本当は小さな鳥籠の中で窮屈にただ自由を求めているお姫様だった
「大丈夫僕がいるよ」
そんな彼女の前に現れたのは彼は鳥籠の中から連れ出してくれるそんな気がしていた。
だけどそんなことは無かった。
「僕以外必要ある?」
小さな鳥籠が少し大きな鳥籠変わっただけだった
これは彼女がその鳥籠から見る世界のお話。