難病が判明し、余命幾何も無い恋人=門倉蒋を救う為、魔界(ドーク界)のエージェント=Dのスカウトを受け入れ、夜な夜な聖獣狩りを行っていた白鳥友子。
ある夜、聖獣を追っていた最中に一条真子との戦闘で傷ついた聖界側魔法少女=麻生秀美と遭遇する。
秀美は重傷を負いながらも友子の前に立ち塞がり、陣系魔法奥義《聖炎烈火陣》を仕掛ける。
秀美のチームメイトに逃げられた真子は秀美にトドメを刺すべく舞い戻るが、友子に邪魔される。
一触即発の状況になったふたりの間に友子の幼なじみで後輩の氷室有美が割って入り事無きを得るが、秀美は既に息絶えていた。
獲物を横取りされた真子は友子に対する仕返しを画策する。
真子は能力的には県内随一の実力者だったが、その性格の悪さから敵味方陣営から“狂犬”と呼ばれ恐れられていた。