王位に興味の無い砂の国第三王子の「オジロ」
オジロは自由気ままに生きていくことを望んでいたが、突然の国王の譲位宣言によって王位争いに巻き込まれて行く
消し去られた正しい歴史
消えた部族
血塗れの王座
少しずつ明らかになる歴史の暗部
かつて栄華を極めた『白銀の鷲』と呼ばれた初代王時代
民は懐古切望した
どうかこの崩れゆく国に再び彼の王をと――
銀の髪と背に大鷲を描いた『白銀の鷲』をもう一度と
長兄が死に、次兄が権力を振るう
砂の城のように崩れゆく砂の国
民はついに国に反旗を翻すことを選んだ
その先頭で身分を隠し、本当の姿を偽ったオジロが剣を振るう
オジロは兄にその矛先を向ける
最後の決着が迫る時、民の前には白銀の鷲を背負ったオジロの姿が
誰もが切望した白銀の鷲を持つ者
全ての戦いが終わった時、王宮に靡く旗の紋章は誰のものか――
~魔法もモンスターもいない。だがそこには一人の男の確かな『歴史』があった~
時代・歴史
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