旅の途中、盗賊にさらわれたアローナは声が出なくなる薬を飲まされ、娼館に売られた。
だが、すぐに謎の男、アハトに買われ、王宮に連れてこられる。
アハトはこの国の旧派閥の人間で、アローナを新しく王となった男への貢ぎ物にして、王のご機嫌を取ろうとしていたのた。
いや~、私なんぞで、果たして、王様のご機嫌がとれますかね~?
と疑問に思うアローナだったが。
若く美しいこの国の王、ジンはそれ以前に、アローナをアハトが送り込んできた刺客ではないかと疑っていた。
「今、俺を突き落とそうとしただろうっ。
お前、やはり刺客だなっ?」
ひーっ。
たまたまなんですけどーっ!?
ひょんなことから若き王への貢ぎ物となったアローナの宮廷生活。
王様、王様っ。
私、ほんとは娼婦でも、刺客でもありませんーっ!
(「小説家になろう」にも掲載しています。)
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