高校三年生の舞依は、ある日、自分の部屋でててるてる坊主に明日、晴れることをお願いしていた。明日は彼氏とのデートを控えている舞依にとって何がなんでも晴れて欲しいと心から願っていたのだ。
翌朝、希望通りに朝から空は雲一つない快晴の空模様になった。舞依は夢心地の気分でデートに出掛けていった。しかし舞依はその夜、突然彼氏に別れ話を切り出され、自宅に戻っても冷静さを欠いた舞依は、目の前にあったてるてる坊主を外に投げ捨ててしまった。
翌日、八つ当たりで捨てたてるてる坊主に申し訳ないと思い、てるてる坊主を拾いにいったが、なぜかてるてる坊主が置いてなかった。舞依はなぜ、てるてる坊主が無くなったのか不思議に思ったが、いつしか舞依の記憶からてるてる坊主のことは完全に忘れ去られていった。
ある日、自分のことをてるてる坊主だと名乗る少年と舞依は出会うことになった。少年は破天荒な性格で、舞依に迷惑ばかりかけていった。しかし、徐々にだが少年と接していく内に舞依は少年の包み隠さない性格に惹かれるようになっていった。
舞依の人生が大きく変わろうとしていた。
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