新卒で入った会社の仕事にも慣れ、古い団地に越した石井彰(26)。
隣室のイケてる親父、中野銀次(65)は頻繁に女を連れ込んでいた。
年はとっているが若々しく、男の魅力にあふれている中野に興味をもったことをきっかけに、彰は中野と一緒にバイトをするはめになる。
中野のバイトは、完璧な容姿の美しい男、菅野晋太郎(29)と一緒に自慰をすること。そして、彰は二人の「それ」を眺めていることを求められる。
バイト内容に驚く彰だったが、筋肉質な韓流イケメンの晋太郎に強く惹かれていく。
やがて、中野はバイトからはずれ、彰は晋太郎と二人の時間を過ごすようになる。
ますます晋太郎への興味を募らせる彰。
そして、彰は晋太郎がなぜ人前で自慰をすることで快感を得るようになったのか、その理由を知る。
晋太郎は祖父や弟と一緒に自慰をしていたせいで、今の性癖を身につけていた。
また、彰には自らの弟の面影を見ていたと知り、ショックを受ける彰。
いったんは晋太郎と距離をとる彰だが、やはり晋太郎のことを忘れられず、晋太郎との関係を深めていく。