水目藩目付職にある愛洲壱蔵は、伊勢五ヶ所浦の豪族・愛洲一族の末裔にして陰流継承者。母方の忍の名門・望月衆は三男・燦蔵が継ぎ、四男・志免は修行中。幼い頃から江戸住まいで芸事全般玄人裸足の次男・仁介は、その美貌で五代将軍綱吉公の側用人・柳沢保明(吉保)の笛指南として取り入り、水目藩を守る兄の為に情報を得ていた。水目藩跡目争いに漬け込み、保明は藩取りつぶしを画策する。壱蔵を筆頭に、保明が仕向ける罠や刺客と死闘を繰り広げる愛洲四兄弟だが、仁介は既に保明と心を通わせており、兄への愛との狭間で道ならぬ恋に身悶えする。
忍の技が炸裂し、壱蔵の愛刀・千子正重が鞘走る! 忍同士の血で血を洗う戦い、政治家同士の腹の探り合い、男女の愛も男男の愛も満載。壱蔵、仁介、燦蔵、志免そして鶴丸。四兄弟プラス1が、それぞれの愛に悩み、苦しみ、そして誇りを掛けて戦う!!
BLな本格時代小説が読みたい方に!
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