紅葉が舞う三日月の晩、琴は愛する男と約束を交わし分かれるが、突然の炎に襲われ、命を落とす。
とある異世界「アルマ・ブーケ」では、人間・魔獣・聖令の3つの種族と階級が存在し、魔獣とアドミスタから編成された聖令達は日々、戦いを繰り広げていた。
とある小さな農村「プリンシパル」の病院で、医者である陣の元で医者の修行をする青柳優杜。ある日、植物をとりに森へ入ると、魔獣に襲われていた蒼井雛が現れる。二人は魔獣に囲まれるが、突如転生し、現れた琴によって魔獣は倒される。
3人はプリンシパルへ戻り、それぞれの経緯を話した。優杜は途中、陣に頼まれた物を届けにいくといい、その場を離れる。
翌日、警備部隊に見回りを頼まれる3人。すると、近くに危険な魔獣が出たとの報告を受け、出動する聖令の対撃部隊を見掛ける。3人が慌てて戻ると、そこには多数の魔獣と、大きな魔獣の姿があった。
襲撃を受けた病院に向かい、手当てをする優杜。そして、魔獣の元へ向かう雛と琴。聖令でも歯が立たなかったが、琴によって魔獣は倒される。
そして、優杜と雛、琴の3人は各々が目的を胸に、新しい旅へと出かけることとなる。