小さい頃から両親がおらず、引き取られた家で使用人として働いていたエイミー。
18歳になり、名門トンプソン家からエイミーを引き取りたいと言ってきた。
理由を聞くと、エイミーはトンプソン家の令嬢アミーリアの双子の妹らしい。
実の母は貧しい家の出身で、父トンプソン侯爵の子供を産むと、亡くなった。
そして今の生活を打破したいエイミーは、トンプソン家に行き、侯爵令嬢アミーリアと名を変える。
目指すは現在皇帝の座に着くアルバートの妃になり、皇后の座に着く事。
初めて生きる意味を見出したエイミーは、苛めとも捉えられるお妃教育に熱心に耐える。