身長175センチ、日本人離れした頭身、『るい様をお守りする会』という親衛隊を持つ、アイドルも真っ青の美貌のイケメン女子高生、類(るい)の前に、ある日突然死神と名乗る謎の黒ずくめの男が現れる。「あなたは三日後に死ぬので、少し早いですが天上界へ連れて行きます」と言われ、死を回避するためにそのまま男と共に天上界へ行くことに。
行き先は冷酷無慈悲と言われる天上界の支配者、雷帝の後宮だった。
後宮で下働きをしていると、周囲の女たちは騒ぎだす。不本意ながら後宮でも変わらずモテる類は、噂を聞きつけた雷帝の側室たちと対面することになる。
雷帝に天上界の門を開けてもらい、元の世界へ帰ることが目的の類。しかし雷帝を怒らせてしまい、目的の達成は絶望的な状況に。
無事元の世界へ帰ることが出来るのか。雷帝との関係は? 類に興味を持つ周囲の女たちとの関係、変化する立場、物語を彩る謎の人物の影、その様々な要素は、彼女の人生にそれまでにはなかった変化をもたらす。
裏切りに合い、権力争いに巻き込まれ、自身の恋や嫉妬に悩みながら、やがて類は雷帝の後宮に革命を起こす。
北欧神話の神々をモデルにした恋愛ファンタジー小説。
(第二章からは北欧神話要素が少し強くなります。恋愛も主に二章からです)
☆小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
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