どこにでもいる女子大生である足立澄子が、ある時同期の安藤涼子に旅行に誘われる。旅行と言っても中学高校での共通の友人で、実家に帰って結婚する予定が行方不明になってしまった彼女を探す事に舞竹島へ誘われる。2017年の夏休み。違う大学だが共通の友人と3人で探索する。数回の目撃情報に反し見つからない彼女。実家、子供の頃の友人、働き先、知り合い。誰も居場所を知らない。驚いたのは加藤春香の婚約者、相模雄太とその蛮行だった。サガミヤと言う進行勢力の工場長の息子で、暴力やレイプを繰り返しているという。それじゃあ婚約破棄もあるが、会社の都合もある。ある時、彼女、加藤春香を調査する探偵まで出てきて、大事じゃないかと、警察にも相談しようと言うが両親が拒否を続ける。どうにもならない閉塞感が続きなかば諦めていた時、驚愕の事実が起きた、足立澄子が一人で部屋にいた時、加藤春香が現れた。加藤春香は「明日11時に八代岬にこい。全て画終わる」と言って、足立澄子の制止を振り切ってへやをでた。
翌日でかけると、加藤春香とその母がいた。女は東京の弁護士でレイプ、暴行の弁護に来たが本当の目的はサガミヤを壊滅させることにあった。