後悔という名の棘が胸に刺さったのを初めて自覚したのは、六歳の時だった。
アビシニアンと狡猾狐/篠原 皐月
大好きだった祖母の臨終の折に顔を見せなかった叔母に憤慨し、罵倒して追い払った幸恵。その時の自分の行為を反省しつつも、意地を張りつつ謝罪もせずに二十数年。ようやく謝罪と和解を経て胸のしこりが取れたと思いきや、それから彼女はその時のツケを纏めて払う羽目に陥る。狙いを付けてきた掴み所の無い男に、このまま絡め取られるなんて真っ平ご免だと、幸恵は精一杯抵抗するが……。
【子兎とシープドッグ】続編作品。意地っ張りで素直じゃない彼女と、ひねくれていても余裕綽々の彼氏とのやり取り。カクヨム、小説家になろうからの転載作品です。
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