源義経黄金伝説(2021年版)日本版三国志の物語。時代は,源平の争いから、鎌倉幕府が成立しょうとしていた時期。東アジアのフロンテイアである日本は、大和国家を中心に国家を成立させた。その象徴として黄金大仏を作り、国家の勢力をシンボライズした。平安京に奠都した大和国家は、日本を統一させていくが、平安王朝国家象徴としての黄金大仏は、武家革命勢力による内乱のため、消失。その大仏再建を図らんため奥州併合を行い、黄金を収奪しょうとする試みが、鎌倉武家革命政権によって行われようとしている。
登場人物は、瀬戸内海荘園群を経済地盤とする、後白河法皇を頂点とする貴族制西国王朝。新興勢力である東国騎馬武士団を率いる源頼朝。古代よりエミシの血を受け継ぐ奥州平泉に黄金・ 仏教王国を構える藤原秀衡。この三者にあって糸を噤む、当時最大級文化プロデユーサ ー西行法師。最大級武人、源義経。日本の背後に潜む闇のカタチなく存在する住民、道々の輩。
西行法師がキーマンとなり、この冒険物語が動きますが、西行が北面の武士であった折の崇徳上皇の無念を晴らそうとします。平泉を影都として、崇徳上皇をまつろうとする企てです。
保元の乱で弟の後白河上皇に負けて、四国に流された崇徳上皇は怨霊となり日本の歴史上、大魔王となります。この呪いは700年続き、武家王権、鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府との京都貴族政権の間の懸案事項として長く残ります。明治新帝がこれを解決します。
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