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2020.02.5
第3回の受賞作品が決定!
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2019.12.16
エントリー受付を終了しました
すべてのエントリー受付を終了しました。
第3回の受賞作品が決定!
発表最後の第3回は、12月16日(月)までに完結した
エントリー作品を対象に選考いたしました。
書籍化には至りませんでしたが、
ヒロインが魅力的な2作品が受賞です。
おめでとうございます!
たくさんの素敵な物語をエントリーいただき、
誠にありがとうございました。
不幸体質な彼女は
今日も彼と、【完】
俺以外、こいつに触れるの
禁止。【完】
野いちご編集部からの選評
「3ヶ月限定の同居」という設定が明確なので、「胸キュンできそう!」という期待をもってスムーズに読み進められました。同居ならではのエピソードがたくさん散りばめられているのも、読者をワクワクさせるポイント。ただ、なぜ男嫌いのヒロインがヒーローだけは怖くないと思えるようになったのか、もう一歩深く知りたいです。前半は、ヒロインが自分の気持ちを整理できないままに物語が進んでいる印象でした。ヒーローに惹かれていく過程の心理描写を厚くすることで、ふたりが両想いになったときの盛り上がりが、より一層高まると思います。
嘘吐きは地獄の始まり
野いちご編集部からの選評
地獄という未知の場所へ連れていかれる始まり方にワクワクしました。また、「殺人鬼は誰なのか」という明確なゴールがあるので、一気読みしたくなります。ただ、地獄行きを撤回するための再試が始まってからの展開は、やや駆け足な印象です。各キャラの裏の顔が明らかになっていくと同時になぜ彼らがそうなったのかという説明がなされるとなお良かったと思います。キャラの家庭環境や今までの人生を掘り下げることにより、読者がキャラに感情移入でき、一層、作品の世界にのめり込めると思います。
キケンな放課後☆生徒会室のお姫様!?【完】
野いちご編集部からの選評
登場人物の好感度が高く、最後まで楽しく読めました。ヒーローへの恋心を自覚したヒロインの照れ方が可愛く、俺様だけど世話焼きというギャップのあるヒーローも魅力的です。一方で気になったのは、コメディ色の強さ。ヒーローがヒロインをカレー女と呼び続けたり、ヒロインに恋する男子が告白大会をしたりといったギャグ要素が、胸キュン度を薄めてしまっています。恋愛小説というジャンルを意識し、できるだけコメディタッチの描写は避け、ヒロインとヒーロー二人の甘いシーンを増やすことを心がけてください。
よみや高校怪奇倶楽部
〜こわがりな先輩と最強守護霊憑いているちゃん〜
野いちご編集部からの選評
1章完結で軽快にストーリーが進んでいくので、テンポよく読めました。また、メインキャラがしっかり立っていて、次々に現れる霊や怪奇現象に立ち向かう彼らを、応援したくなりました。ただ、キャラ同士の友情や助け合いに重きを置いてストーリーが展開されるため、ホラー小説というよりは、児童書やキャラクター文芸に近い読み味だと感じました。ホラー小説の醍醐味は“怖さ”です。ラストのスカッと感はキープしつつ、読者をゾッとさせる描写をもっと意識して作品に取り込んでください。
三咲くんはハチミツレモン味【完】+α
野いちご編集部からの選評
柔らかい雰囲気のある文体で描かれる、等身大で可愛らしいヒーローとヒロインの出会い、また、不意に放たれるヒーローの言葉に胸キュンできる素敵な作品でした。ただ、ヒロインがヒーローに対して否定的な態度を取ったり、モノローグが多いせいか、全体的に不穏な空気が漂ってしまっています。ヒロインのトラウマが明かされるまでのストーリーをコンパクトにして、ヒーローとのドキドキするシーンや距離が縮まっていく描写を増やすと、読者が感情移入しやすくなり、最後まで楽しんで読んでもらえるでしょう。
花と嵐【完】
野いちご編集部からの選評
文章力が高く、登場人物のキャラクターが巧みに描かれ、テンポよく読める作品でした。ただ、高校生同士のピュアラブとしては、ヒロインの抱えるトラウマが重すぎるかもしれません。もう少し共感を誘えるような、たとえば、”彼氏がいたけれど「付き合う前のイメージと違う」という理由で振られてしまった…”などのような設定を意識すると良いでしょう。また、登場人物の性格においても、”自分が友達になりたいと思えるような”好感度の高いキャラクターを描けば、作品全体の支持につながるでしょう。
NO.4
野いちご編集部からの選評
男女グループが怪しい建物に入ると、霊に引きずり込まれてしまって…という始まり方が、映画の一場面のようでぐいぐい引き込まれました。ラストもゾッとする終わり方で、ホラー小説としてとてもよい余韻を残してくれています。一方で、舞台の精神病院に入院していたのが子どもばかりだった理由が明かされていないなど、設定や伏線の回収の仕方に荒削りな部分が感じられました。全文を書き終えた後にじっくり読み直して、矛盾や説明不足な部分がないかチェックし、もう少し心理描写を加えられると、よりいっそう読み応えが増すと思います。
野いちご編集部×魔法のiらんど
「高校生同士のピュアラブストーリー」
「学園ホラー」
の2ジャンルで大募集!
主役は高校生同士に限定☆
ヤクザ、若頭、暴力団員が登場する物語は原則NG!
以下のレーベルで書籍化検討します!
編集部が気になった作品は
どんどん読んでいくよ!
アドバイスがもらえるチャンス☆
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ケータイ小説文庫
ピンクレーベル
学校1のモテ男子や暴走族の総長と、同居したり、溺愛されたり、胸きゅんシーンいっぱい夢いっぱい!とにかくドキドキさせてくれる、カッコいいヒーローに会いたいです!
※ヤクザ、若頭、暴力団員が登場する物語はNG! -
ケータイ小説文庫
ブルーレーベル
読後に涙があふれてくる!恋に、友情に、進路に、悩める女子たちに伝えたいメッセージを詰め込んでください。暗い闇を抱えながらも、ひたむきに前を向いて歩くヒロインとの出会いを待っています! -
野いちご文庫ホラー
繰り返される呪いや、愛しすぎたがゆえの狂気…。怖いけど最後まで目が離せない!ゾクッとしたり、スカッとしたり、とにかくやみつきになるホラー小説を書いてください。 -
野いちご文庫
クラスメイト、幼なじみ、先輩…。誰かを好きになる瞬間が大切に描かれた作品を待っています!教室にいそうなキャラたちが経験する、甘ずっぱくて、じれったくて、たまに切ない「泣きキュン」小説を書いてください。
<選定Pointを事前にチェックしよう!>
- 主人公も恋する相手も高校生限定です!
- 恋愛表現はキスまでが理想的です。
- ヤクザ、若頭、暴力団員が登場する物語は原則選考の対象外となります。
応募要項
■スケジュール
2019年9月4日(水)12:00 ~ 2019年12月16日(月)12:00まで
全3回。完結した作品からどんどん読んでいきます。
執筆途中でもエントリーできます。以下の期限までに必ず完結設定をしてください。
第1回 10月28日(月)までに完結した作品
審査期間:10月29日~12月10日まで
受賞発表:12月11日予定
第2回 11月25日(月)までに完結した作品
審査期間:11月26日~1月14日まで
受賞発表:1月15日予定
第3回 12月16日(月)までに完結した作品
審査期間:12月17日~2月4日まで
受賞発表:2月5日予定
■賞
- 第1回野いちご編集部セレクト賞(10月28日完結締切り分)1~3作品程度
- 第2回野いちご編集部セレクト賞(11月25日完結締切り分)1~3作品程度
- 第3回野いちご編集部セレクト賞(12月16日完結締切り分)1~3作品程度
受賞作品は、野いちご編集部からの選評&書籍化検討を致します。
■募集テーマ
①高校生同士のピュアラブストーリー
②学園ホラー
■作品形式等(文字数・完結について)
- 作品完結締切り日時点までに本文が7万字以上であること。なお、長編、連作短編等小説の形式は不問と致します。
(公開文字数を対象とさせていただきます) - 作品は「完結」設定をしてください。
- 既に魔法のiらんど上で公開されている作品でも応募することが可能です。
■募集方法
魔法のiらんどのBOOK機能で小説を投稿し、作品の編集画面にある「野いちご編集部にあなたの作品を読んでもらおう!」専用ボタンよりエントリーしてください。
- エントリーできる作品数に制限はありません。
- 応募の時点で、応募者は本応募要項の全てに同意したものとみなされます。
- 公開設定は「公開」を選択してください。非公開、パスワードつき公開、ファン限定公開の作品は選考対象外になります。
- 応募方法に不備があった場合は選考の対象外となります。
- 応募には、『魔法のiらんど』に会員登録していただく必要があります。
■選考について
- 全3回の各完結締切り日時点のデータをもとに、スターツ出版(株)野いちご編集部、及び(株)KADOKAWA魔法のiらんど事業室を中心に審査を行い、最終的な受賞作品の選出は野いちご編集部にて決定致します。
- 選考についてのお問い合わせは受け付けできませんのでご了承ください。
- 「魔法のiらんど会員規約」に違反している作品を投稿している方、その他当社が相応しくないと判断した場合、受賞を取り消させていただく場合がございます。
■注意事項
- エントリー作品に対して募集期間中に運営から修正のご相談をご連絡させていただく場合がございます。
- ご提供いただきました個人情報は、選考および結果通知のためにのみ利用し、KADOKAWAのプライバシーポリシーの定めるところにより、取り扱わせていただきます。
- 第三者の権利を侵害した作品(既存の作品を模倣する等)は無効となり、その場合の権利侵害に関わる問題はすべて応募者の責任となります。
野いちご編集部からの選評
なぜかいつもツイてないヒロインと、高校バスケで日本一のヒーローという組み合わせがキャッチー。ヒーローに近づくマネージャーや幼なじみの当て馬といったサブキャラも、王道の人気設定を押さえています。一方で、全体を通してヒロインへの憧れ感の薄さが気になりました。「本人は無自覚だけど、美少女」などスペックを盛れば、不幸体質も魅力的なギャップとして見せられたと思います。また、恋愛以外の要素が多いので、コメディなのか青春系なのか、読みながら迷ってしまいました。どちらかに振り切れば、読者がより感情移入しやすくなるでしょう。