ペットショップと別世界
今日は保のエサやトイレ等を買いに行った。
途中、不良達に絡まれ、怖かったところを千夜くんに助けてもらった。
千夜くんは、極道の息子だった。
私が身1つで、子犬の世話に必要な物を買い揃え様としてるのを知った千夜くんは車を手配してくれた。
途中、車酔いして、嘔吐する時には千夜くんが、面倒見てくれた。
そのあとは、千夜くんの話を聞いた。
まだ父親である組長さんに将来の話をしてない事。
たった1か月で別れた恋人…杏奈さんの事。
私の事を助けてくれるのも、私が危なっかしいから、らしい。
ペットショップで、鈴木くんに会い、必要最低限のものを買った私は、田中さんと言う千夜組のヤクザさんと千夜くんに、古屋敷まで送ってもらった。
ところが、いざ古屋敷についたら、子犬のことを名前で呼んでしまった。
千夜くんの携帯に電話が掛かってこなかったら、私は何て言い訳したんだろう?
千夜くんの屋敷に玉名組と言うヤクザの組員が押し入ってきたらしい。
千夜くんは、生きてたら、また月曜日な!と言って、田中さんと帰っていった。
千夜くん、大丈夫かな…。
心配だけど、私には何もできない。
神様、どうか千夜くんを守ってください。
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