突然発生した超常現象。霧と共にショッピングモールは消え、周囲の風景は200年前の貴族の屋敷へと変貌を遂げる。
科学で証明できない事件を扱う組織、超常捜査局のチームがこの事件に乗り出す。
チームの隊長“体術のスペシャリスト”ケビン・大舟
チームの頭脳“超常現象の探究者” ルーイ・マーティン
チーム紅一点“ナキサワメの巫女”天宮 雫
霧の中を進み、意識を失ったメンバーが目を覚ますとそこは、広い貴族の屋敷だった。
筋肉ムキムキで忍者かぶれのケビンは、16歳の金髪の美少女メイドの姿になり、眼鏡で地味なルーイはイケメンの青年になっていた。そして、16歳女子高校生の雫は、ハゲでデブの強欲な貴族のおっさんに・・・。
1日が永遠と繰り返さる“世界”で、200年前の住人の体を転々とし、記憶を巡る3人。
ループをする度に、3人の魂は、存在を薄めて“世界に”取り込まれていく。
無事に、第1チームのメンバーを救出して、200年に及ぶメイドの少女の願いを叶えて事件を解決できるのであろうか?
そして“名もなき聖母教”が企んでいる。聖母復活の計画を阻止できるのであろうか?
15人の登場人物の思惑が交じり合う群像劇