科学では説明もつかないような超常現象、「マホウ」が起きる街、黒狐町(くろこちょう)。 不思議が不思議を呼ぶような奇妙な町に住む一人の少女。その名はハナビ。マホウに遭遇してからある奇妙な力を身に着けたその少女は、自ら人と関わることを拒絶していた。 そのまま味気なく、卑小な人生を送るのであろうと毎日を過ごしていたハナビのもとにやってきたのは、ハナビのその能力について風の噂で聞き及んだとする構成員たった2名の「探偵部」と名乗る者たち。彼らはこの町に跋扈するマホウとやらの真実を探ることが目的のようだ。 渋々ながらもその探偵部とやらに協力していくなかでハナビが暴く真実とは。