ハーバーウェンド王国のにぎやかな町に暮らす10歳のアリーは双子の兄・リチャードとともに優しい姉・ミアと兄・ヴィルに育てられていた。大人しく、優しいリチャードと負けん気が強く、お転婆なアリー。対称的な2人だったが、とても仲良く暮らしていた。
ある日、王国内で若者の謎の失踪事件が多発し始めた。しかし、この事件の不可解な点は忽然と姿を消し、その一方で数日後にはいなくなった場所で眠らされた状態で発見されることだった。さらには腕に謎の紋章が残されていて。
それを聞いたミアとヴィルの様子がおかしくなった。アリーとリチャードもその異変を感じ取っていた。その数日後、真夜中に起こされ、アリーたちは旅に出ることとなる。
しかし、魔の手はすぐそこまで迫っていたー。
犯人の思惑とは。
腕の紋章が示す意味とは。
そして、ミアとヴィルが隠していることはなんなのか。
全ての謎が解き明かされるとき、アリーたちが掴むものとは⁉︎