「閻魔庁〜」を全話掲載しました。
この物語がなければ私は物語を書き続けることはなかったと思います。きっと、結婚独身貴族も生まれることはなかったでしょう。
この物語を書いた当時、選考結果を見る前に創作関係のことですごく落ち込むことがあり、この作品がダメだったらもう物語は書けないだろうなと絶望していました。
結果は、一次選考突破でした。二次選考は突破できませんでしたが、嬉しくて泣いたことを今でも覚えています。
私にとっては首の皮一枚で私の作家生命を守ってくれた作品です。
この作品があったからこそ、今の私があります。
真知子も、征将も、田中さんも、三郎も、今でもすごく大好きなキャラクターです。
つたないところもありますが、少しでも多くの人に楽しんでいただけると嬉しいです。