男子大学生のカシヲはある日、自分同じ大学に通う女性、アキホと出会う。彼女はカシヲに対して、賞の締め切りが近いから自分の漫画を手伝ってほしいと頼む。
カシヲは、アキホの原稿に直接触れることで、彼女のとんでもない漫画の才能を目の当たりにする。しかし、アキホはまだ漫画の賞を受賞したことがないという。
カシヲは小説家になることが夢だったが、年を重ねるごとにその夢を忘れかけていた。しかし彼は、アキホの才能に触発され、再び小説を書き始めるようになる。
アキホは天才だが、天才故に、変わった言動が目立つこともあった。そんな彼女を間近で見たカシヲは、彼女のカリスマ性や天才性と自身を比べ、自分の凡庸さを嘆く。
二人はお互いに切磋琢磨しながら成長していくのだが…。