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巴 雪夜

ともえ ゆきや

ファンタジー中心。
現代でも異世界でも何でも書きます。
恋愛とファンタジー要素が好き。

好きなものを詰め込んでいきます。
ちょっと狂ってる系男子が好き。

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【受賞歴】
カクヨムコン6朝読小説賞受賞

【書籍化】
レコード・トーカー 初心者カードゲーマーと運命のカード(発売中)

悪役令嬢に転生してしまったけれど、自由に生きたっていいじゃない! 完結&あとがき



本日更新分で無事に完結いたしました。
怒涛の更新ラッシュで申し訳ありません。
コンテストに間に合わせたかったものでして……。


さて、あとがき



この作品は一昨年に執筆したものになります。
その時のものを加筆修正しました。名前やらちょっとした設定やらが違います。ただ、話の流れは変わっていません。

この作品が私が書いた初の悪役令嬢ものになります。
私が悪役令嬢ものを書くとこうなった。当時はあまりよくわかっていなかったのでこんな感じになってしまったのですが。悪役令嬢ではないよね、これって表紙イラストを描いてくださった咲伊香氏に突っ込まれました。

転生したカナリアは前世を思い出して最初は動揺もしました。けれど、どう足掻いても現状が変わらないのならば、それを受け入れて自由に生きてしまおうと考えたのです。ぐだぐだ考えても前には進めないので。そこらへんは割り切ってしまったようです。

自由に生きて死んでしまうのなら仕方ないとは思っているけれど、ゲームのシナリオ通りに死ぬのは嫌なのでゲームの主人公とは関わらないようにしてきました。猫耳尻尾も邪魔なので普段は隠しているのですが、これをノア王子に見つかってしまい、獣耳尻尾フェチによって好かれてしまうのです。彼との出会いによってカナリアの運命というのが変わります。

カナリアはノアに好きだと言われて最初は理解ができませんでした。けれど次第に彼の気持ちを知っていき、自身も知らず知らずに惹かれていたのです。無実の罪で責められる公開処刑の時に助けられてからずっと。

本来のゲームの主人公・フィオナにもう少しスポットを当てたかったのですが、カナリアがこの作品の主人公ですので少し抑えてもらいました。それでも彼女は頑張ってくれていましたね。彼女は少し抜けていますが、やればできる子なのです。

これからカナリアはノア王子とわちゃわちゃしながら生きていくのだと思います。良き友人であるフィオナとシャーロットと共に。この物語を語るのはここまでですが、きっとカナリアは幸せだと思います。ゲームの世界に生まれ変わってしまったけれど、これからも自由に生きていくでしょう。

最後まで読んでくださりありがとうございます。


この作品はコンテストに応募中です。
応援のほど、よろしくお願いします!

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