短編『消えないホタル』を投稿しました
先日より、短編『消えないホタル』を投稿しました。
夏前に書いた作品なので少し季節はずれ感はありますが、お気に入りの作品です。
叶わぬ恋の話を書くとき、いつも悲恋エンドにするつもりで構想し始めるのに、書き終わると結局救いの手が欲しくなり、ほんの少し光が見えた状態でエンドを打ってしまいます。
『切れない鋏』も『ヴィラーグ・サーラム』もそうでした。
悲恋エンドのはずが……ごにょごにょ(ネタバレになるため封印)
運命に翻弄された主人公、清里とヒロイン明里の物語を手に取っていただけると嬉しいです。
以下、あらすじです↓
来瀬川には「「死なないホタル」がいるという。
恋人の明里は、十八の時に行方知れずになった。
いつかまた『ホタルの夜会』に姿を見せるかもしれないと、俺は希望にすがって生きてきた。
ある年の初夏、『ホタルの夜会』で明里の姿を見つける。
明里を引きとめようと、俺はある話を彼女に突きつける。
嫌われても構わない。明里がいなきゃ生きている意味がないから。
いつか必ず、悲恋ものも書きたいと思っていますが、どうなることやら。
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