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さて、最近少し更新ペースが落ち気味です。

現在、右手負傷のために自宅療養中なので時間はたっぷりとあるはずなのですが…
毎月必ずやってくるブルーウィークに突入し、体調不良やら眠気に襲われてなかなか上手く進められず…(;`皿´)ｸﾞﾇﾇ

ブルーウィーク中の睡眠中って、不思議と去年入院していた時のことをよく夢に見るんですけど。

全身麻酔中って夢は見ないらしくて、意識をなくしてから次に目覚めるまでは、まるでタイムトラベルしたみたいな感覚だ、とか、ハサミで記憶をブチッと切り取られたみたいな感覚だ、という噂を聞いていたんですね。

だから全麻というものに凄く興味があったんですけど、私の感覚はどうだったのかというと……

腕の点滴から全身麻酔の薬が入って、それを麻酔師さんに伝えられて、

「ご気分悪くないですかー？」

「あ。何か船の上にいるみたいにクラクラしてきました…(←恐怖のあまり号泣中💦)」

「あー。効いてきたねぇ」

というやり取りをしてから、ガクッと深い眠りに落ちた感覚で。

途中、仕事に物凄く追われて、繁忙期でも経験しなかった忙しさに殺されそうな、とても苦しい夢を長く見ていて、

苦しい！ 誰が助けてー！

って思った瞬間に、

「紅茶さーん！ 終わりましたよー！」

と肩を叩かれて、

「……はっ!!」

一気に覚醒！ みたいな。

凄く深く眠っていた気分だったので、私の感覚としては4～5時間くらい経ったのかなって。

でも実際は3時間ちょっとでした。

タイムトラベル感は全然なく、ただ目を開けているはずなのに、やたらと視野が狭くて周りが全然見えなくて、ちょっと気を抜くとすぐに気絶しそうな、はっきりしない意識のせいで不安感はとても強かったです。

で、事前に説明されていた、全麻から覚醒後の吐き気と嘔吐。

私は全くなかったです。

……というか、術後しばらくは発熱することがほとんどらしいのですけど、私の場合は高熱が長く続いていて意識が朦朧としている時間も長かったので、吐き気に気付いていなかったのかもしれません。

途切れ途切れの記憶の中で、看護師さんたちが、

「この子の熱、全然下がらない！」

「仕方ない。解熱剤、投与(点滴)しようか」

と話していたのをうっすらと覚えています。

高熱が出ている間は、やはり仕事に追われている苦しい夢を見続けていました。

手術中の痛みや苦しみは、麻酔師さんのお陰で全く覚えてはいないのですが、嫌な夢を見て苦しんだ記憶は強く残っているので、もしかするとそれは私の体がやっぱり苦しんでいたというサインだったのかな、と。

麻酔の効能上、全麻中に夢を見ることはまずありえないそうなんですが、麻酔が薄れてきたタイミングで夢を見ることは極稀にあるらしく、私が経験した個人的な感覚としてはそんな感じでした。

うーん、全身麻酔って不思議がいっぱい🤔