拝啓、あの頃の自分へ
よう、幼稚園・小学生時代の私よ。君はいつも片手にウルトラマンのフィギュアを持って、遊んでいたね。家の中でもお出かけする時も肌に離さずに持ち歩いて、でも一体だけ車から落っことしたのもあったね。あれ、今はどうなったんだろうね……。
小学校に上がると、なぜかしゃべれなくなったね。誰かの耳元にささやかないと思いを伝えられなくて、みんなみたいに大きな声は出せなかったよね。それは、場面緘黙症といって、いつか時が経てば治るものだから、気にするなよ。
幼稚園時代のおままごと、小学生時代に授業中、寝る前にお話作ってくれてありがとう。欠かさずやっていたおかげで、君が自由に思い描いていたお話を、文章で形にしようって思えたよ。本当にありがとな。
中学時代・高校時代の私。君は今、人の目も見れないくらい、ビクビクしていると思う。対人恐怖症という言葉をネットで知り得ていると思う。先生やまわりのみんながうざったい時があると思う。でも、その苦しみはその時だけだから、もう少しの間、耐えてくれ。
脚本家、小説家になろうって思ってくれてありがとう。今、マイペースに努力しているぞ。
就労移行・前職にいる私へ。まだ働くってことがよくわからない状態だと思う。なんとなく、お金を得て生活するためにあるものだとは知り得てると思うけど、それ以上に続けていけることが重要になってくる。だから、真剣に仕事を探してほしい。
前職で働いている私は、きっと二年後にやめている。でも焦る必要はない。まだ若いから、これから生涯に渡ってやりたいと思える仕事が見つかるはずだ。
とまあ、こんな感じで今日はあの頃の自分に手紙を送る的なことしてみました。
みなさんお疲れ様。明日から頑張りましょう!
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