エミリーは、新人女騎士だ。小さな体に見合わず、怪力の持ち主で、王国の騎士団に入団が許された。
エミリーは、その女離れした力で、男性に恋愛対象されず、騎士として一生を捧げる予定だったが、憧れの騎士団総長を身をもって助けた瞬間、総長がエミリーに恋をする。
総長は、血筋が良く、一見女好き見えるが、女性には心を許した事が無く、苛烈で冷酷な判断ができる大人な男。
そんな総長が自分に恋してる事など全く思わない、鈍感なエミリーは、騎士として活躍したい。
そんなエミリーを大切に愛したい総長。総長は、身分差や歳の差で、エミリーが逃げないように、外堀を埋めて行くのであった。