除霊師。それは歴史の裏側で幽霊にまつわる事件を解決したり、時の権力者に仕えて占いなどで助言を行う謎多き職業。
主人公・安倍あやめは、千年続く除霊師の家系に生まれた中学2年生の少女。幼い頃から除霊師としての才能を発揮して修行を積んできた彼女は、修行の一環として関東圏にある街・北戸(ほくと)市に単身引っ越すこととなる。
噂好きの情報通、松山清音(まつやま・きよね)。
清音の幼馴染である飯田春(いいだ・はる)。
野球部のエースであり霊感のある少年、佐久間明(さくま・あきら)。
北戸市を管轄とする県警本部所属の刑事、剣(つるぎ)と代々木(よよぎ)。
あやめは様々な人物達と共に、怪奇的な(時にそれとは無関係な)事件に関わっていく。