こんばんは。甘蛙です。
『ノロイの呪井くん!』が完結しました。
たった今。
ギリギリすぎます(現在しめきり15分前)……。
エピソードを具体的にあと2つ考えていましたが、そちらは載せられず、伏線回収もできていない。。
これから物語がどんどん広がっていくイメージです。
実はこの物語、現役小学生(強力な助っ人)といっしょに考えたものでして。
ファンタジーの中にリアル小学生の日常が描けたのは、そのためです。
表紙はその子が描いてくれたものです。
連載前にネタを考えている段階で、すすんで挿絵も数枚提供してくれました。
宝物……(涙目)
私が『こんなの(台詞、シーン等)入れようと思うんだけど』と相談した際、『そういう子いる』『自分に似てる!』など共感を得ることができたときは、心の中でガッツポーズをしました。
ノロイとヨリの三角関係(ヨリとの関係にノロイがヤキモチを焼いたりツンデレになる)が読みたいらしいです。
それは私も書きたい。
とても楽しく更新できた一方、勢いだけで書き上げた感があり、思うところ(反省すべき点)も多々あるのですが……
チャレンジしてみてよかったです。
*
普段は別名義で、まったく読者層のちがう物語を綴っています。
そんな中で児童向けの現代ファンタジーに手を出したのは――
小さな頃にわくわくドキドキした物語って、永遠に忘れないといいますか。
大人になってから触れた物語よりも強く心に残っている、なんてことはありませんか。
もちろん、年を重ねてからしか理解できないステキな物語や深い表現もあります。
同じ物語でも、子供の頃に見たときと、今もう一度見たときでは、別の角度でものごとが見えてきます。
その物語にはその物語の良さというものがあるんですよね。
つばさ文庫を手に取る年頃って、とにかく色んなものを吸収して。
大人から見たらたいしたことないようなコトでも、すべてが初めてだったり、特別だったりして。
手に取った本が人生変えかねない。
というか、なににおいても、めちゃくちゃ影響される年なので……
どんなものに出会うか。かなり重要です。
私の書いた物語で子どもたちに笑顔になってもらいたい。
目指すは、読んでハッピーになれる本。
こだわりはコメディ調なところです。
ギャグが好きです。
クスっと笑ってもらえたら本望です。
そうそう、不思議な古書店の店主ですが
このキャラは私はイケオジというかダンディにしたかったのです。
背筋がピンと伸びていて、きっちりした服を着ている、執事のような壮年男性に……。
しかし、助っ人が
『おじいちゃんがいい! 背中まがってる、白いひげの!』
……と猛プッシュしたので、こうなりました。
という裏話。
子供目線とても大事。
ここまで読んでくれて、本当にありがとうございました。